経営計画書を作れないのは社長のせいじゃない

日本の会社の約7割が赤字である事を知っていますか?
私が知っている限り、しっかりとした経営計画を
期初に作成している中小企業は 驚くほど少ないです。

また作成しても従業員全員に共有され、その達成に向けて
全員が日々邁進している会社は どの位あるのでしょうか?

経営計画はいわば「航海図」であり「コンパス」の役割を持ちます。
ポンポン船で向こう岸の島に渡るだけならいいのですが、
一旦港から離れ大海原へ出航する ならば、それらが無いと「命取り」となりますね。

また古い航海図、間違った航海図、正確で無いコンパスも役にたちません。

経営も同じではないでしょうか?
IT時代の到来で経営環境が21世紀に入り時速40キロの安全運転から
時速150キロで運転している感覚はありませんか?

ですから求めらるのは「圧倒するスピード感」と「未来を見据えた質の良い計画」です。

経営計画書を作れないのは社長のせいじゃない

「そんな事言っても計画を作る人手がない」
「今迄そんなもの無くても経営は回っている」

「どう作っていいかわからない」 等の声が良く聞かれます。
その通りだと思います。

私が以前勤務していた上場企業では毎期3カ年の計画を作成していました。
それも事業部毎と会社全体とそれこそ分厚い本のような代物でした。

大企業はこれでも良いでしょう。 
なぜならば人手がいるからです。

ただ従業員30名以下の中小企業では、そこまで必要ないのです。

文章編と数字編を各々A3一枚あればOKです。

それを見れば、3年後になっていたい理想の状態と
そこから逆算した今年のプランを設定すれば良いのです。

難しく考えずに、楽しくワクワクしながら全員参加で
考えるのが成功するコツです。

経営計画と言う言葉を使わずに「我が社のワクワクミライプラン」
なんてネーミングにしたら ポジティブな意見が出てくるんじゃないでしょうか?

経営を言葉化するとパワーがみなぎる!

経営計画を作る事で得られる大きなメリットは

①会社の進むべき道が明確になり、全員の行動がその達成に集中する。

②毎月1回確認をする事で達成に向けて進んでいるか?停滞しているか?
 把握出来る。

③上手く行っていなくても計画に対する実績を確認する事でその原因がわかる。
 よって打ち手が見つかる。

④金融機関や取引先にアピールする事で社会的な信用がUPする。

⑤社内に一体感がうまれる。

如何でしょうか? 
「航海図」と「コンパス」を持って経営しませんか?

社長お独りでやられるのも良いですし、
私の様な専門家と二人三脚で取り組まれるのも手だと思います。

決めるのは社長です。

あなたのご意見・ご質問お待ちしてますよ!

投稿者プロフィール

丸山一樹
丸山一樹
特定非営利活動法人 日本経営士協会 首都圏支部役員 経営士 丸山未来経営研究所 代表所長 ■ 主な執筆活動 「近代中小企業」(経営者向け専門誌) 「東洋経済オンラインニュース」 http://toyokeizai.net/articles/-/95664 ■ 経営者向け勉強会 決算書を読み解けず、会社のお金の流れにドンブリな経営者に「お金のブロックパズル」を使って視覚的に誰でも一瞬で理解出来る「脱★ドンブリ経営実践セミナー」を定期開催している。 ■経産省認定 経営革新等支援機関(関財金1第587号)